Yamaha PSS-170
ヤマハのポータサウンドPSS-170(OPLL/YM2413)の100音色をサンプリングした、Audio Animals社のVSTi「Status」用無料音色ライブラリ。リバーブやADSRなどを調節可能。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
東亜プランで多用された
OPL系FM音源の ソフトシンセまとめ東亜プランの主要アーケードゲーム28タイトルの音源は、1985~1986年の5タイトルは主にPSG×2(AY-3-8910)※1、1987~1991年の16タイトルは主にOPL2(YM3812)※2、1992~1994年の7タイトルは主にOPM(YM2151)+ADPCM(MSM6295)※3が使用され、東亜節といえばYM3812の印象が強い。
写真提供:Raymangold22 - YM3812 sticker overlay.jpg (2015) / CC0 1.0
音源チップ | サンプリング | エミュレータ | ||
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無料 | 有料 | 無料 | 有料 | |
OPLL (PortaSound) | Yamaha PSS-170 | — | GSS-370 | chipsynth PortaFM |
Yamaha PSS-480 | ||||
OPLL | Sega Master System FM Soundfonts | SUPER AUDIO CART | VST2413 | |
Massive YM2413 Sample Pack (245 Samples) | GXSCC | |||
OPLL (VRC7) | — | — | ||
OPL2 | — | AdLibXRom | OpulenZ | JuceOPLVSTi/AdlibBlaster discoDSP OPL |
SUPER AUDIO CART PC | ||||
OPL3 (2OP) | OPL-3 FM 128M | — | ADLplug OPL3 GM emulator VSTi |
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OPL3 (4OP) | — | — | — |
音源チップ | エミュレータ(無料) | ||
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トラッカー | ユーティリティ | その他 | |
OPLL (VRC7) | FamiTracker | — | — |
OPLL | — | — | MAmidiMEmo |
OPL2 | — | OPL3 Bank Editor | |
OPL3 (2OP) | OpenMPT | OPL3 MIDI Synthesizer | |
OPL3 (4OP) | — | — | |
OPL ? (4OP) | — | — | FM-Four |
ヤマハのポータサウンドPSS-170(OPLL/YM2413)の100音色をサンプリングした、Audio Animals社のVSTi「Status」用無料音色ライブラリ。リバーブやADSRなどを調節可能。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
ヤマハのポータサウンドPSS-480(OPU/YM3420)の100音色をサンプリングした、Audio Animals社のVSTi「Status」用無料音色ライブラリ。OPUはOPLLの派生型でPCMドラムを内蔵しており、デモではそのドラムが聴けるもののStatusで鳴らす方法はわからなかった。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
日本版セガ・マスターシステム(セガ・マークⅢのFMサウンドユニット)のFM音源(OPLL/YM2413)をサンプリングしたサウンドフォント。ハープシコードのC1~C3のサンプルの変わり目が若干不自然で気になるものの全体的に高音から低音までバランス良く鳴る。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
YM2413(OPLL)のプリセット音色15種類(C-2~G6の16個)とリズム音色5種類をサンプリングしたWAVまたはMP3のサンプルパック。サンプルは減衰音、持続音ともに約2.5秒に切り揃えられている。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
Sound Blaster 16の128種類のGM音色をサンプリングしたサウンドフォント。ライセンスはCC-BY-SA 4.0(表示-継承)なので注意。
v1.1からコナミのファミコン用RPG『ラグランジュポイント』に搭載されたFM音源VRC7(OPLLだがリズム音源5チャンネルがなくプリセット音色が異なる)に対応した人気のKONTAKTライブラリ。$149。
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OPL3 (2OP) | |
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AdLibのOPL2(YM3812)をサンプリングしたVSTi。KONTAKTライブラリやサウンドフォントなども付属。$14.99。
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AdLibのOPL2(YM3812)など8種類のレトロPCサウンドをサンプリングしたKONTAKTライブラリ。$99。
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ヤマハのポータサウンドPSS-370(1987年)を模したVSTi(32ビット版のみ)。実機の20音色とは異なる24音色がプリセットされている。
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動作未確認。OPLL(YM2413)をエミュレートしたVSTi(32ビット版のみ)。ソースとSDKをダウンロードして64bitでビルドしたら動くとのこと。
定番の波形メモリ音源ソフトウェアMIDIプレーヤーだが、左上のロゴをダブルクリックするとOPLL!?モードになる。スタンドアロン版のみ。
OPLL | |
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サークルFMPSG『FMPSG004 -Yellow Jacket-』(2005)に収録。
オープンソースDAW「LMMS(Linux Multi Media Studio)」に付属。GUIが小さいため操作しづらいのが難点。プリセット音色は15種類。
OPLL | |
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OPL3 (2OP) | |
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OPL3(YMF262)の4オペレーターモードが使えるVSTi。128種類のGM音色がプリセットされているが本記事作成時のバージョンでは文字化けしてしまった。
Falcosoftの「Soundfont MIDI Player」に同梱されているOPL3のVSTi。音色パッチはSBI(Sound Blaster Instrument)およびIBK(Instrument Bank)フォーマットに対応。なお、OPL3は内部で49716 Hzで動作するため、他のVSTホストでは品質が低下する可能性があるとしている。
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OPL3 (4OP) |
ヤマハのポータサウンドPSS-140(1988年)を模しているが、VRC7などプリセット音色多数でランダム生成も可。$29.95(体験版あり)
OPLL | |
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OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
OPL2(YM3812)をエミュレートしているが、OPL3(YMF262)の8波形で音作りが可能。2,485音色の膨大なSBI(Sound Blaster Instrument)ライブラリが付属。うち1,719音色(69%)が正弦波のみで作られており、OPL3の波形を使った音色はたった4つしかない(詳しくは付録参照)。
OPLL | |
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OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
公式サイト (Win) 公式サイト (Mac) GitHub (Win) GitHub (Mac) 紹介記事 (ICON)
2020年5月に突如発売されたJuceOPLVSTi/AdlibBlasterの有料版。Linux、iPadOSに対応し、アルゴリズムやパーカッションモードがアイコン化してわかりやすくなっている。
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
Version 0.3.5からVRC7(OPLLサブセット)に対応している。なおスクリーンショットはNabec氏の「Famitrackerで色々遊んでみた」で作成した。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
旧ModPlug Tracker。OPL3エミュレータを内蔵している。音色パッチはSBI(Sound Blaster Instrument)フォーマットに対応。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
動作未確認。音色フォーマットはSBI(Sound Blaster Instrument)やIBK(Instrument Bank)などに対応しているらしい。
MAMEエミュレーションをベースにOPL2やOPLLなどのレトロゲーム音源を再現したソフト。DAWで使う場合は仮想MIDIデバイスで接続する。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
PCまたはUSB MIDIキーボードとOTGケーブルで接続するとOPL3 FM音源として機能し、演奏を録音できるAndroidアプリ。GM音色を内蔵しているが、音色エディットには未対応。Alexey Khokholov氏のOPL3エミュレータを使用している模様。
OPLL | |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
OPL/OPL2をもとにいくつかの改良を加えた4オペレーター、8波形、8アルゴリズムのFM音源VSTi。当然OPL3の4オペモードとも異なり複雑な音が出る。
OPLL | ? |
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OPL2 | |
OPL3 (2OP) | |
OPL3 (4OP) |
ESS Technology ES1938 Solo-1(ESFM)をThinkPad 390Xのライン出力からサンプリングした拙作サウンドフォント「ESFM.SF2」を現状有姿で公開します。
英語版Wikipediaによると、ESFMはネイティブモードとレガシーモードの2つの動作モードがあり、20ボイス、72オペレーターに強化されたOPL3互換クローンとのこと。ネイティブモードでは6つ以上の4オペレーターFMボイスをマッピングすることができ、生成される音色の複雑さが大幅に向上するそうです。
私がサンプリングしたのはおそらくこのネイティブモードのGM音色です。ESFMはベロシティの強弱によってオペレーター数が変化しているように聞こえました。ですからサウンドフォントではESFMを完全に再現できていません。またループポイントを設定せず、ただサウンドフォントにまとめただけのものです。
そもそもこれはデータイーストのシューティングゲーム“空牙シリーズ”をパロディーした『天牙 -MASTURBATION CODE- "FLIP HOLE"』(BOOTHで販売中)をKORG X50で制作する前にFM音源で作ろうと思って2008年8月に作成したものですが、当時の環境(Sound Blaster Live! Platinum Plus)では700MBもの巨大なサウンドフォントを扱うことはできずお蔵入りになっていたのです。Studio One 2 Professionalで問題なく使用できることを確認済みです。
デモ曲はES1938 Solo-1の実機演奏です。そのためサウンドフォントとは一部異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
ES1938 Solo-1(ESFM)+YM2608(OPNA)リズム音源+クラッシュシンバル。EDIA LABEL『えでぃあ すぺしゃる みゅ~じっく 萬両箱 ~活動満了記念~』(2006)、ASIA LUNAR『footprints 萌尽狼オリジナル曲ベスト』(2015)に収録した、トリガーハートエグゼリカ風の曲。
ES1938 Solo-1(ESFM)のみ。サークルFMPSG『FMPSG006 -cyanic beat-』(2006)、『FMPSG Originals』(2015)に収録した、川井憲次風の曲。
ES1938 Solo-1(ESFM)のみ。ASIA LUNAR『エクステイリゼル』(2007)に収録した、高橋幸宏風の曲。
ES1938 Solo-1(ESFM)のみ。ASIA LUNAR『1925th』(2009)に収録した、カプコンシューティングゲームのアレンジ。実機は発音中にエクスプレッションの値を動かすと音色が化けるため、苦肉の策でホルンのロングトーンをシンコペーションに分割アレンジしてクレッシェンドっぽく鳴らしました。