オープニング
違法改造タイムマシンで「時空境界」を超えたが制御不能に陥り、1944年のドイツ僻地に不時着したトープは、敵襲からただひとり生き残った戦車兵の少女エリカと出会い、タイムマシンと戦車をニコイチで修理した。
エリカはしばらく茫然自失としておりトープが時間旅行者であることに驚きを見せなかったが、元気を取り戻すとトープの工具さばきに目を輝かせ、やたらと未来へ行きたがりトープを困惑させた。
「見つけたぞこのモグラ野郎!!」
聞き覚えのある怒声。バーガンディー! 時空警察につけられていたのだ。トープはとっさにエリカを戦車に押し込むと、時空警察の追跡を間一髪でかわして時空間へと逃げ込んだ。