2018年10月22日にAKAI Professionalから音源内蔵、スピーカー搭載、電池駆動の25鍵MIDIキーボード「MPK Mini Play」が発売されました。
作曲用キーボードにうってつけだと思ってポチりましたが、Amazonが発売日に入荷してなかったため10月25日に届きました。
液晶画面の右横にあるジョグダイヤルで音色を切り替えることができ、KEYSはGMと同じ128音色、DRUMSはGSと同じ10ドラムセットが入っています。
最大同時発音数は32音。KEYSはチャンネル1、DRUMSはチャンネル10で、チャンネル2~9と11~16は音色を切り替えることができずピアノです。
なぜならチャンネル2~9と11~16にプログラムチェンジを送信しても、チャンネル1の音色が切り替わってしまう仕様になっているからです。
本体のノブ4つとバンク切替で音色をエディットすることができます。エディットは8つ記憶でき、PC/Mac用Favorite Editorも提供されます。
MPK mini MK2のサムスティック、8つのパッド、アルペジエータなど、充実の機能そのままに音源、スピーカーを搭載したMPK Mini Play。
卓上の小型キーボードとしてDTMはもちろん、往年のポータトーンやCASIO GZ-5のように、合唱部などでもニーズが見込まれる楽器です。
25鍵盤に32和音あるので発音数不足に悩まされることはありません。スピーカーの音量は小さめですがヘッドホンアウトも付いています。
しかし内蔵音源について取扱説明書や公式サイトから得られる情報は少なく、試行錯誤の末このページをまとめるに至りました。
このようにMIDIキーボードとしては申し分のない製品だけに、MIDIインプリメンテーションの開示など日本語サポートが欲しいですね。
公式サイト
セットアップ
WindowsパソコンとUSBケーブルでつなぐと自動で標準ドライバがインストールされます。画面はWindows7ですがWindows10でも同様です。
おーぷんMIDIぷろじぇくとの「MIDIせれくたー」を使ってMIDIマッパーを確認すると、出力MIDIデバイスにMPK Mini Playが選択可能になっています。
つまりMPK Mini Playの内蔵音源はMIDI音源として使えるということです。